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環境ニュース[海外]

欧州委員会 環境技術促進のためのアクション・プランづくりを提唱

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2002.03.26 【情報源】EU/2002.03.14 発表

 欧州委員会は、バルセロナでの閣僚理事会の前日、環境技術がどのように持続可能な開発に貢献できるかを示す報告書を提出。この中で、環境技術を促進するため、産業界、学界、NGO及び各国政府を交えて、アクション・プランを策定するよう提案した。
 報告書では、クリーン技術によって、経済成長から環境影響を切り離す「デカップリング」が可能になると評価。また、環境技術市場は、この先10−17%の成長が見込まれ、21世紀において最も急成長する産業の一つと見る研究もあるとする。EUの環境産業は、過去5年間で50万の雇用を生み出し、世界の環境技術市場(約5500億ユーロ)の約3分の1のシェアを占めるなど、サクセス・ストーリーを展開している。しかし、市場価格が環境影響を反映していないことが障壁となって、環境技術への過少投資を招いているという。このため、EU、拡大後のEU、そして途上国の成長に資するような環境技術の開発、革新、活用を目的としたアクション・プランが必要だとしている。
 アクション・プランに含まれるものとして、以下のポイントが掲げられている。
−主要な環境問題に対処できる技術の調査
−特定の技術の開発、利用を妨げている市場及び制度上の障壁を明らかにする
−こうした障壁に対応するための政策パッケージを明らかにする

意見・疑問は以下のメールアドレスへ
stephen.white@cec.eu.int

【欧州委員会環境総局】

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