アメリカエネルギー省、全米の中高生を対象に科学選手権大会を開催
アメリカエネルギー省のチュー長官は、2011年4月30日から5月2日まで、ワシントンDCで、中高生の全米科学選手権大会(National Science Bowl)を開催すると発表した。生徒が、楽しくやりがいのある競争を通じて、その才能を科学や数学で発揮するよう促すことがねらいで、将来、アメリカの科学技術力の担い手となる優れた理系人材の裾野を広げるため、毎年実施されている。21回目となる今年は、全米の地域大会を勝ち抜いた110のチーム(高校69校、中学校41校の計110校)が参加する。大会では、各チームが生物、化学、地学、物理、天文、エネルギー、数学など理系分野から出題される様々な問題に答え競い合う。学力コンテストとしては全米で最大規模の大会で、今年の地域大会には1800校から1万4000人以上が参加した。高校部門の優勝チームは、オーストラリアのシドニーで開催される2週間の国際科学教室に参加できるほか、奨学金、トロフィー、記念品、電子書籍リーダー等副賞も贈られる。また500ドルから1000ドルの賞金が学校の科学部門に提供される。【アメリカエネルギー省】
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