韓国、建設業界と環境管理協定を締結

　韓国環境部は、2011年3月10日、4大建設会社サムスン物産、GS建設（GS E＆C）、ポスコ建設（Posco E＆C）、現代産業開発およびこれらの関連会社40社と環境管理協定を結んだ。環境管理とは、エネルギーと資源の利用効率化により、温室効果ガス排出と環境汚染の最小化をめざすプログラム。環境に優しいライフスタイルの普及に伴い、環境的観点からの建設資材への関心も高まっている。このたびの協定の背景には、温室効果ガス削減に大きな潜在力をもつと考えられる建設産業に対し、環境管理が適用されるべきであるという社会的合意がある。今後3年間、韓国環境部、韓国環境産業技術院、上記4大建設会社と関連会社は、環境管理を建設業界全体だけでなく非製造業にも普及させるため、環境管理普及のための事業を実施するとしている。【韓国環境部】