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環境ニュース[海外]

EPA&全米科学財団 植物を利用した土壌汚染浄化技術の研究を支援

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2002.03.20 【情報源】アメリカ/2002.03.11 発表

 EPAと全米科学財団(NSF)は、植物を活用した土壌汚染浄化技術(ファイトレメディエーション)の研究のため、カリフォルニア大学、コーネル大学など7大学に、総額約220万ドル(約2億6,400万円)に及ぶ研究助成金を交付する。
 重金属や有機化学物質による土壌汚染は、人の健康、生態系の機能そして農業に影響を及ぼすため、世界的な課題となっている。ファイトレメディエーションは、植物を利用して、汚染土壌及び汚水の有毒物質を分解、除去、または安定化させるもので、従来の浄化技術よりも、低コストで環境へのダメージが少ない。
 今回の研究助成金は、EPAの科学成果達成プログラム(Science to Achieve Result: STAR)及び全米科学財団の環境工学・環境技術プログラムなどから、連邦レベルの研究プログラムである「ファイトレメディエーションに関する共同プログラム」を通じて交付される。【EPA・NSF】

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