遺伝子組換作物に関する検討報告書

　3月6日、農業、環境、研究、健康、消費担当省は、全国食品会議会長、議会の科学技術選択評価事務局局長、全国倫理諮問委員会委員長、持続可能な開発フランス委員会委員長から、２月４日と５日に行われた遺伝子組換作物に関する議論の報告書を受け取った。
　報告書は、研究開発に有利な条件を確保するため、透明性を強化し、鑑定・評価・管理手続きを補充していくよう提案している。政府は、この報告に関する具体的な結論を早急に出すことを承諾し、規則適合が必要なものについて検討するとともに、実施が可能な提案については、直ちに分析作業を行い、勧告の実行を約束する。
　2002年の実験に関しては、報告書作成者による勧告を考慮し、書類検査が予定されている。【フランス農業水産省、フランス環境・国土整備省】