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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦内閣 改正廃油政令を閣議決定

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2002.03.15 【情報源】ドイツ/2002.03.06 発表

 ドイツ連邦内閣は、連邦環境大臣トリッティン氏の提案に基づき、廃油政令の改正を閣議決定した。この提案は、昨年12月に連邦参議院では、いくつか修正を行うという条件のもとで、同意をしていた。これにより、廃油を優先的にベースオイルに再処理すべきことが規定される。他の利用方法(たとえばエネルギーとしての利用)は、将来、限定的にしか許されない。
 これは、1987年に制定された現行廃油政令を改正するものであり、これによって1975年のEU廃油指令を完全に国内法化することができる。ドイツにおいては、年約48万トンの廃油が生じるが、そのうち半分以上は、ベースオイルとして、より高価値の潤滑油の生産に利用できる。
新しい政令によって、生産者、廃油の収集者、輸送者は、再処理しうる廃油を、再処理の適性にあわせて4つのカテゴリーに区分し、保管することになる。【ドイツ連邦環境省】

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