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環境ニュース[海外]

イギリス、貧困世帯へのエネルギー料金の割引制度の義務化へ協議文書を公表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2010.12.20 【情報源】イギリス/2010.12.02 発表

 12月2日、イギリスのエネルギー・気候変動省は、「暖かい家割引プログラム」に関する協議文書を公表した。このプログラムは、エネルギー供給企業に対し、最も脆弱な状態にある顧客のエネルギー料金の割引提供を法によって義務付けるもの。これまで自主協定によって実施されていた制度に替わるもので、高齢の貧しい年金生活者のエネルギー料金を130ポンド、割り引く。低所得、病気、障害などの背景を持つ世帯にも適用される。4年に渡り、11億ポンドの予算が付けられており、年間約200万世帯が対象となる。協議文書では、4点の支援重点分野として、「燃料貧困と冬期の凍死リスクを持っている最貧状態にある年金生活者をコアグループとして支援」、「燃料貧困のリスクを持っているコアグループ以外のグループをボーダーグループとして支援」、「エネルギー供給企業と政府間の自主協定終了(2011年3月)に伴い、その対象であった世帯の支援」、「脆弱な状態にある顧客の確認のためのパートナーシップなど、これまでの自主協定の枠組みで実施されていたよい事例の継続」を挙げている。【イギリス・エネルギー・気候変動省】

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