一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 再生可能エネルギーへの取り組みが最も盛んな州にブランデンブルク州が選ばれる
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2010.12.08 【情報源】ドイツ/2010.11.25 発表
11月25日、ドイツ連邦環境省は、各州の再生可能エネルギー対策を比較する研究結果を公表した。これは、再生可能エネルギーエージェンシーの委託により、ドイツ経済研究所(DIW)とバーデン=ヴュルテンベルク太陽エネルギー水素研究所(ZSW)が、ドイツ国内の16州全てにおける再生可能エネルギーの成長を分析し、55の指標に基づいてランク付けを行ったもの。この結果、最も取り組みが進んでいる州にブランデンブルク州が、カテゴリー別に進んでいる州にチュービンゲン州とバイエルン州が選ばれ、「北極星2010賞」が授与された。電力需要に占める再生可能エネルギーの割合は、2009年の時点で約16%となっている。連邦政府は、その割合を、2020年までに35%、2050年までに50%にすることを目指している。2050年には80%にするとしている。連邦州と自治体は、これらの目標を現場で実現するために、重要な役割を担っている。【ドイツ連邦環境省】