一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁(EPA)、再生可能燃料の2011年目標を提案
【エネルギー バイオマス】 【掲載日】2010.07.23 【情報源】アメリカ/2010.07.12 発表
アメリカ環境保護庁は、再生可能燃料基準(RFS2)として、燃料4区分の2011年比率目標を提案した。2007年エネルギー自給・安全保障法(EISA)では、再生可能燃料の年ごとの使用目標量を定め、これを段階的に増やして2022年には全体で360億ガロンとすることを目指している。この年ごとの目標を達成するため、EPAは比率ベースの基準値を算出し、各精製業者や輸入業者らは、この基準値に基づき、輸送用燃料に使用される再生可能燃料の最低量を決定する。提案された2011年目標量と基準値は以下の通り。
・バイオディーゼル(8億ガロン、0.68%)
・先進型バイオ燃料(13.5億ガロン、0.77%)
・セルロース系バイオ燃料(500万〜1710万ガロン、0.004〜0.015%)
・再生可能燃料合計(139.5億ガロン、7.95%)
2011年のセルロース系燃料の量については、市場入手性を勘案し、EPAはEISAの目標値より低い数値を提案している。【EPA】