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環境ニュース[海外]

全国廃棄物会議発足 今後10年の廃棄物戦略を検討

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2002.02.28 【情報源】フランス/2002.02.19 発表

 イヴ・コッシェ環境国土整備大臣は、2月7日、全国廃棄物会議を発足させた。2001年7月5日のデクレにより、この会議は環境担当大臣の管轄のもとにおかれ、廃棄物国民会議調査団会長のジャンポール・マリオ氏が議長を務める。この会議は、同大臣に任命された任期3年の委員33名(議員、専門家、環境保護団体、消費者団体、国、行政当局、有識者)で構成され、フランスのゴミ問題全体を検討する。
 大臣は、会議の最初の仕事として、廃棄物に関する法律(1992年11月13日)の運用状況について検討すること、また、今後10年間の廃棄物政策の基本戦略を策定することを望んでいる。
 大臣は、過去を振り返り、エココンセプションやエコラベル、統合的生産政策などの分野での進歩にも関わらず、廃棄物の排出量がこの10年間減っていないこと、住民1人あたり1日1kgのゴミを出していることなどから、発生抑制を強化する必要があると強調。今後10年間の政策に関する提案、特に地球温暖化廃棄物の発生抑制について、法的目標を完備・強化するよう、同会議に希望している。【フランス環境・国土整備省】

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