EU、小売業界における環境自主行動規範を発表

【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2010.07.07 【情報源】EU／2010.06.24 発表

　小売業フォーラムの第1回年次総会が開催され、欧州委員会のポトチェニック環境委員が、小売業界における環境自主行動規範を発表した。ポトチュニック環境委員は、「この行動規範は、生産地、廃棄物処理、資源効率、顧客とのコミュニケーションといった環境に重要な分野について言及したものであり、小売業フォーラムにとって重要な基礎となる。行動規範に署名する小売業者は、業務における環境への影響を認識し、対策を実施することになる」とコメントした。
　小売業フォーラムは、小売業における持続可能な消費活動を促進し、対策を実施するため、欧州委員会と小売業界により、2009年に設立された組織である。フォーラムへの参加は自主的であり、欧州小売業環境行動（REAP）を締結する全ての小売業者が参加可能である。これまで小売業者21社と業界7団体が参加している。これまで、エネルギー効率、輸送とロジスティック、コミュニケーション、そしてマーケティングといったテーマに取り組んでおり、詳細は、欧州委員会のホームページにおいて確認できる。【EU】