一般財団法人環境イノベーション情報機構
国際エネルギー機関(IEA)、石油・天然ガス市場の見通しは不確かで、エネルギー効率の改善は不可避と分析
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2010.07.06 【情報源】その他/2010.06.23 発表
国際エネルギー機関(IEA)は、「石油・天然ガス市場の中期見通し2010」を公表した。それによると、両市場とも回復の兆しを見せ始めているが、不況の影響は一様ではなく、見通しは不確実だとしている。石油、ガスとも、非OECD市場とOECD市場で状況は二分されており、中国、インド、中東の需要が大きく伸びているのと対照的に、欧州をはじめとするOECD市場では需要は低下または横ばいだという。こうした対照的な動向から、中長期の展開を予測することはむずかしいが、石油・ガスともに、投資やエネルギー効率改善、データ向上が必要なことは明らかだという。【国際エネルギー機関】