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環境ニュース[海外]

イギリス エネルギー法案が女王の承認を得る

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2010.04.19 【情報源】イギリス/2010.04.09 発表

 イギリスで、4月9日、エネルギー法案が女王の承認を得て、2010年エネルギー法となった。エネルギー法には、CO2回収・貯留(CCS)、低所得者層へのエネルギー代の補助、イギリスでガス・電力市場を管轄しているOgfamの役割の明確化などが盛り込まれている。
 CO2回収・貯留については、石炭火力発電所での商業的な実証プロジェクト4件に対して、新たに財政的なインセンティブを提供する。さらに、政府に対して、CO2回収・貯留プロジェクトの進捗状況に関する報告書を準備するよう求める。
 また、電力会社が低所得者層に補助する制度を構築。今後、補助や補助対象となる世帯について、方針や手引きを示す権限を電力会社に与えた。
 さらに、Ofgamについて、消費者の利益に関するアセスメントを行う際に、二酸化炭素排出量の削減、エネルギーの安定供給に配慮すること、消費者を積極的に保護し、長期的に、競争力の強化を図ることといった役割を明確にした。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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