一般財団法人環境イノベーション情報機構
インド メタン回収・利用を促進する国際フォーラムを開催
【エネルギー バイオマス】 【掲載日】2010.03.11 【情報源】アメリカ/2010.03.03 発表
「第2回メタン・トゥ・マーケット・パートナーシップ博覧会」がインドのニューデリーで、5月2日〜5日まで開催された。メタン・トゥ・マーケット・パートナーシップは、クリーンエネルギー源ともなる、費用対効果の高いメタン回収・利用事業の開発を促進することで、温室効果ガスの削減に取り組む官民のパートナーシップで、2004年に設立された。
今回のイベントには、30カ国以上が参加し、メタンの回収・利用に関する150件以上の展示が行われた。展示された事業は、CO2排出量に換算して年間1億7300万トンのメタン(自動車330万台分の温室効果ガス排出量に相当)を削減する可能性がある。
また、パートナーシップの参加国や民間部門の代表者らは、メタン削減のチャンスを広げられるよう、技術、経済、政策について議論を行った。
なお、このパートナーシップの創設以来、170件以上のプロジェクトが支援を受け、CO2換算で2700万トンに相当するメタン(350万世帯の年間電力消費量に匹敵)を削減した。【EPA】