イギリス　この夏初の光化学スモッグ警報

　イングランドとスコットランドで数日続いた好天候の影響で、この夏、初めての光化学スモッグ警報が発令されそうだ。
　イギリスのほぼ全域で、数日にわたり、地上レベルオゾン濃度は「中程度」を記録。6月1日の午後にかけ、イングランド東部、南東部及び南海岸部の農村部では汚染レベルが「高い」に移行し、イギリスの他の地域でも「中程度」に達すると予想される。
　ただし、2日以降のオゾン濃度は「中程度」以下に戻る見込み。
　イギリス環境・食糧・農村地域省では、国民に対し、午後の屋外での活動を控えることでオゾンへの曝露を抑え、不要なマイカー利用を避けて、オゾンの生成を抑えるよう呼びかけている。
　なお、「イギリス大気質アーカイブ」のウェブサイト上では、粒子状物質（PM10）、SO2、NO2、オゾンやCO濃度に関する情報が24時間毎に更新されている。【イギリス環境・食糧・農村地域省】