一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ内閣 小型中型燃焼施設に関する連邦イミッション規制法第1政令改正案を承認
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2009.06.01 【情報源】ドイツ/2009.05.20 発表
ドイツ連邦内閣が、小型中型燃焼施設に関する連邦イミッション規制法第1政令(1. BImSchV)改正案を承認した。改正案は、木材などの固形燃料を利用したオーブンや暖房設備に関する有害物質排出基準を、現在の技術に合わせたものにすることを目的にしたもの。
大部分の既存の燃焼設備に対して、2014年まで、または2024年までに追加装備の義務が課せられる。追加義務は、既に設置されている組み込み式の暖炉、調理器具、オーブン、浴室用ボイラー、または1950年以前に設置されたオーブンに対しては適用されない。また、製造者の取扱説明書や現場での測定を通じて、基準の遵守が確認できる場合は、無期限で利用できる。
改正案は、連邦議会および連邦参議院での承認後、欧州委員会への通知、異議申し立て期間を経て、8月上旬に承認される。【ドイツ連邦環境省】