一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス 都市部の特定地区で公共交通機関を2倍に
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2009.05.14 【情報源】フランス/2009.04.30 発表
フランスのボルロー大臣は、ビュスロー閣外大臣(運輸担当)、ファルコ閣外大臣(国土整備担当)らとともに、50件の持続可能な都市交通計画(イルドフランスを除く)を発表した。これらの計画は、2008年10月に開始された計画の募集で選ばれたもの。環境グルネルで示された、持続可能な都市づくりを促進する取り組みの一環となる。計画の実施に当たり、国は地方自治体に8億ユーロの補助を提供する。国は、トラム、特定地域のバス、地下鉄に対して、2011年まで支援を行う方針。
新たに整備される交通網は365kmに及び、既存の交通網を倍増するもので、総額約60億ユーロの工事が今後3年間で約束される。ボルロー大臣は、「新たな特定地区の公共交通(TCSP)ラインは、まさに暮らしの生命線となる」としている。
第2回目の計画募集は、2010年の終わりに開始される。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】