一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ政府 バイオサイド規制を強化

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.01.09 【情報源】ドイツ/2001.12.19 発表

 ドイツ連邦内閣は、2001年12月19日の閣議において、バイオサイド法への連邦参議院の見解に対して、トリッティン環境大臣が提出した意見書を採決した。
 2001年9月、連邦政府が提出しているバイオサイド法は、バイオサイド製品について、許認可制を導入することを主たる目的としている。バイオサイド製品には、木材防腐剤、殺菌剤殺虫剤・殺鼠剤、船舶塗装剤などが含まれる。生物を殺し、またはその生命機能を制限する特性を有し、人間と環境に悪影響をもたらすおそれがある。同法は、これらの製品に対する表示と広告方法についても規制する。
 ドイツにおける、この新しい手続は、欧州全体の許認可手続に組み込まれることになり、EU指令のバイオサイド製品に関するリストの策定に寄与する。なお、既に流通している製品については、10年間の経過期間の間に、EUの審査プログラムに基づいて評価されなければならない。
 バイオサイド法の成立には、連邦参議院の承諾は不要。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース