一般財団法人環境イノベーション情報機構
オバマ大統領 地球温暖化で主要経済国フォーラムを創設
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.04.01 【情報源】アメリカ/2009.03.28 発表
アメリカのオバマ大統領は、3月28日、エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラムを設立することを発表した。このフォーラムは、主要先進国と途上国の間の対話を促進し、12月にデンマークのコペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約締約国会議を成功させるために必要な政治的リーダーシップを育むもの。さらに、温室効果ガス排出量を削減しつつ、クリーンエネルギーの供給を増加させるような具体的な取り組みやジョイントベンチャーを模索するものでもある。
対象となる国は、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、韓国、メキシコ、ロシア、南アフリカ、イギリス及びアメリカの16カ国とEU。12月の気候変動枠組条約締約国会議の議長国であるデンマーク、及び国連も対話に招待されている。
オバマ大統領は、4月27〜28日、ワシントンDCで開催される準備会合に参加する代表者を指名するよう、各国及び国連事務総長に求めている。
この準備会合は、2009年7月にイタリアで開催される主要経済国フォーラム首脳会合につながっていく。【ホワイトハウス】