一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 都市部での流出水対策をビデオで紹介
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2009.01.26 【情報源】アメリカ/2009.01.15 発表
EPAと米国植物園は、レインガーデン(雨水涵養機能のある庭園)、草屋根、雨水升といった、大雨時の流出水管理手法を紹介するビデオを制作し、インターネットでの配信を開始した。このビデオは、大雨時の流出水が、下流の水質に及ぼす影響を削減する手法を示すもの。水が自然に流れる様子を模倣し、浸透や蒸発、排出源に近い場所での水の再利用など、環境にやさしい技術を活用することを目指す。
いずれの技術も、都市部での流出水を排出源で管理し、その量を削減し、有害汚染物質を回収する画期的な技術である。流出水の回収に緑地を活用することは、大気質の改善、都市部でのヒートアイランド現象の緩和、CO2排出量の削減にもつながる。
ビデオでは、2008年に米国植物園やEPAで展示された技術が取り上げられている。【EPA】