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環境ニュース[海外]

イギリス 2007年の大気汚染物質排出量データを公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2009.01.19 【情報源】イギリス/2009.01.08 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省は1月8日、大気排出インベントリー(NAEI)より、2007年のデータとして、EU国別排出上限指令(NECD)で排出上限値が定められている4種類の汚染物質(SO2、NOx、揮発性有機化合物およびアンモニア)に関する推計を公表した。主なポイントは以下のとおり。
●4汚染物質全てが2006年から2007年にかけて減少:非メタン揮発性有機化合物(NMVOCs)が2%、アンモニアが3%、NOxが7%、SO2が12%減少。
●4汚染物質について長期的な減少傾向は継続。1990年との比較では、アンモニアは21%、NOxは46%、NMVOCsは64%、SO2は84%減少。
 なお、今回の発表は前年より2ヶ月早い。2008年度分データについても本年12月に公表予定。これはEUの報告義務とタイミングをあわせるための措置である。
 また、「イギリス大気質戦略」の対象となっている大気汚染物質(*)については、従来どおり3月に公表予定。温室効果ガスのデータも別途、公表される。【イギリス環境・食糧・農村地域省】


(訳注*)SO2、NOx、粒子状物質、CO、ベンゼン、1,3-ブタジエン、、PAH類等


(PDF形式)

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