一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA レジャー用車両、産業機器用エンジンの新排出基準を公表
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2000.11.21 発表
EPAは、11月17日、道路外で使用されるレジャー用車両、産業機械からの汚染排出を削減するため、新たな排出基準を公表し、パブリック・コメントの募集を開始した。新たに基準が設定されるのは、レジャー用車両(スノーモービル、オフロード・バイク、AT車等)、レジャー・ボート、産業機械用のスパーク式発火エンジン(フォークリフト、コンプレッサー等に広く使われている)。この他、ハイウェイ・バイクについても、20年前に設定された基準を見直し改定することとした。
スノーモービルやオフロード・バイク等のレジャー用車両や産業機械からの排出削減は、オゾン、CO、粒子状物質等の削減に寄与する。これらのエンジンからの排出は、炭化水素全体の11%、COの9%、NOxの3%を占めている。
1994年以来、EPAは大気浄化法の下、道路以外で使用される農業機器、建設機器、船舶、機関車、芝刈り機や園芸機器などのエンジンの排出管理プログラムを確立してきた。
今回の新排出基準に対する意見は2001年1月26日まで提出可能である。【EPA】