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環境ニュース[海外]

フランス オゾン層保護のため 冷熱関連の企業に認定制度を導入

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2008.09.26 【情報源】フランス/2008.09.16 発表

 フランスのボルロー大臣は、オゾン層破壊物質を扱う企業のプロフェッショナリズムを高める4つの省令に調印した。
 目的はオゾン層を守るため、これらの物質の大気中への排出・漏出を制限することにあるが、同時に、地球温暖化を防止するためでもある。これらの物質の一部は、CO2に比べ1万倍もの温室効果を有する。
 2009年から、冷熱分野のすべての企業は、エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省が認定した団体の発行する「能力証明書」を持たなければならない。この証明書は、企業が適正な設備を持ち、担当者が冷媒の循環について十分な資格を有する場合にしか発行されない。Qualiclimafroid等認定団体に関する省令は9月12日付け官報に掲載されている。
 冷媒の使用を厳しく管理する規制により、フランスはモントリオール議定書の実施に動きだす。
 さらに、2008年11月にドーハで開催される同議定書の締約国会合において、2009-2011年期の多国間基金の再構築に向けて締約国の承諾を得るため、EU議長国として、オゾン関連規則の強化と改正を目指す欧州委員会提案に関する議論を深める。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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