一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス 夏のエコ運転キャンペーンを開始
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2008.07.25 【情報源】フランス/2008.07.10 発表
フランスのボルロー エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備大臣、ビュスロー閣外大臣(運輸担当)らが、市民にエコ運転を呼びかけた。ボルロー大臣は、「この夏の移動期間に、フランス人に道路に関する注意とエコ運転を意識するよう提案したい。穏やかな運転を選択することは、事故のリスクを減らし、燃料や経費の節約につながる。温室効果ガスの排出削減にもなる」と強調した。
エコ運転は、事故のリスクの減少(10〜15%)、燃料消費量の削減(最大15%)、温室効果ガスの排出削減といったメリットを市民にもたらす。同大臣は、穏やかな運転のメリットを伝えるため、(1)ゆっくり運転すると、事故が少なくなる、(2)ゆっくり運転すると、CO2が少なくなる、(3)ゆっくり運転すると、安くつく という3つのアドバイスを示した。
また、7月10日から夏の間、穏やかな運転に関する市民向けの普及啓発活動を実施する。高速道路のインターチェンジやパーキングエリア等での広告、ステッカー、インターネットでのバナー広告、ラジオコラム、実践手引きの配布などが予定されている。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】