ドイツ　再生可能エネルギー及び気候保護をテーマにした子供向けツアーがスタート

　7月11日、ドイツのクックスハーフェンで、就学前の子供や小学生を対象に、再生可能エネルギーと気候保護をテーマにした「灯のツアー」がスタートした。これは、ドイツ子供保護連盟が連邦環境省の支援により開催するもの。
　ツアーの開幕に出席したドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、「気候保護は子供を守る。我々は子供たちに、暮らしやすい環境を残さなければならない」とコメントした。
　就学前の子供や小学生は、気候保護や環境に配慮したエネルギーについて多くの疑問を持っている。ツアーでは、これらの疑問に対する答えを示し、子供たちを問題解決への行動に導くことを目指している。
　ツアーは、7月から10月まで、北海及びバルト海沿岸を移動しながら実施される。参加費は無料である。ツアーは、10月26日にハノーファーで一旦冬期休暇を取り、2009年はドイツ全土で開催される予定である。【ドイツ連邦環境省】