一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 機関車や船舶のNOx規制、粒子状物質規制を強化
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2008.03.28 【情報源】アメリカ/2008.03.14 発表
EPAは、3月14日、機関車や船舶の排出基準を大幅に強化することを発表した。新たな基準が完全に実施されると、粒子状物質(PM)を90%(2万7000トン)、NOxを80%(80万トン近く)削減することができる。この基準はあらゆるタイプのディーゼル機関車、また、フェリーやタグボート、五大湖連絡船など広範な種類の船舶を対象とするもの。
今回、船舶のエンジンについては、初めて、製造基準を設定し、アイドリングの削減、ディーゼル排出物をさらに削減する後処理技術の活用なども義務付けた。
船舶のエンジンに関するPM、NOx基準は2014年から、機関車のエンジンは2015年からスタートする。【EPA】