一般財団法人環境イノベーション情報機構
トラック輸送から水運へのシフトを促進 パリ東部道路輸送協会を表彰
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2008.03.26 【情報源】フランス/2008.03.12 発表
トラック輸送から水運へのシフトを促進したパリ東部道路輸送協会(REP)が、河川水運会社のSCATとともに、持続可能な開発特別ロジスティクス革新賞を受賞した。SCATは、廃棄物のコンテナを輸送するために河川での水運を活用している。パリ東部道路輸送協会はSCATと協力し、年間7万5000トンの廃棄物を水運で運ぶこととした。これにより、道路からトラック4167台を除去し、CO2排出量を173トン削減する効果があったという。
運送やロジスティクス関係企業に向けた同賞は、環境・エネルギー管理庁(ADEME)の協力を得て、同庁のジュアノー長官から授与された。
ボルロー エコロジー・持続可能な開発国土整備大臣は受賞を称え、地球温暖化の影響を削減し、持続可能な輸送方法を選択する運輸関係事業者が増加している兆候を歓迎した。【フランス エコロジー・持続可能な開発国土整備省】