一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ パーム油のエネルギー利用に関する研究報告書が完成
【エネルギー バイオマス】 【掲載日】2008.03.04 【情報源】ドイツ/2008.02.21 発表
ドイツ連邦環境省は2月21日、研究報告書「パーム油を例にした輸入バイオ燃料のエネルギー利用に対する社会的環境的評価」の完成を発表した。この研究は、連邦環境省が、エネルギー・環境 研究所(ハイデルベルク)、ウィルハイム・メルトンセンター(フランクフルト)、環境法研究所(ヴィルツブルク)に委託して実施したものである。主に、パーム油の特性やエネルギー利用の可能性、また、その環境面・経済面・社会面の影響について調査された。
さらに、輸入パーム油のエネルギー利用について法令で定める際に関係するEUやWTOの法的条件についても分析した。
ガブリエル環境大臣は、「この研究は、パーム油のエネルギー利用の問題性を示している」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】