一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 飲料水汚染物質として 新たに規制すべき化学物質・微生物のリスト案を公表
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2008.03.03 【情報源】アメリカ/2008.02.20 発表
EPAは、飲料水汚染物質として、今後、規制する必要性がありそうな化学物質・微生物のリスト案を公表し、パブリック・コメントを募集している。安全飲料水法(SDWA)に基づき、EPAは、現在規制されていないものの、公共水域で見られる・見られることが予見される、規制が必要となりそうな水質汚濁物質の候補についてリストを策定している。
今回のリスト案は3回目となるもので、93種類の化学物質および11種類の微生物が掲載されている。中には、殺虫剤や殺菌剤などに利用される化学物質、消毒の際に発生する副生成物、病原菌などが含まれている。EPAでは、約7500種類の化学物質や微生物について評価を行い、飲料水を通して摂取することで健康リスクが発生する可能性に基づいて候補を絞り込んだ。
パブリックコメントの募集期間は、連邦官報への掲載日から90日間である。【EPA】