一般財団法人環境イノベーション情報機構
UNEP探査船 北極での科学調査を無事終了
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2008.02.05 【情報源】国連/2008.01.22 発表
UNEPが支援している北極探査船タラ号は、北極での科学調査を終え、氷床地域から抜け出した。帆船のタラ号は風や海流を利用し、平均時速10kmというスピードで500日間も氷の中を漂った。1年半の間、5200kmを航行し、これまで帆船が到達した地点としては最北端の地点(北極点から僅か160km)にも立ち寄った。
タラ号は現在は海域を航行中で、この週末にはスピッツベルゲン島のロングイェールビエンに到着する予定。
タラ号による北極探査事業は、国際極年の一環として、北極の環境の変化に関する科学的観測・調査の基礎的な情報を提供するものである。【UNEP】