一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

EPA 清浄燃料プログラムの成果を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2008.01.15 【情報源】アメリカ/2008.01.03 発表

 EPAは1月2日、「燃料動向レポート:ガソリン1995〜2005年」を公表した。
 この報告書は、清浄燃料プログラムの実施状況について、1995年から2005年までのデータを分析したもの。報告書によると、同プログラムは大気汚染物質の削減に大きく貢献し、規制上の要求事項を大幅に上回る成果を上げている面も多いという。報告書の主な内容は以下のとおり。
●ガソリン中の硫黄分の減少:ガソリンに含まれる硫黄分(年間平均値)は、1997年の約300ppmから、2005年には約90ppmに減少した。
●改質ガソリンのNOx、有害物質の削減について、規制値を上回る成果があがった。
●通常のガソリンについて、NOxおよび有害物質の排出量が減少:1998年から2005年にかけて、通常のガソリンからのNOx排出量(夏季)は5.7%、有害物質排出量(夏季)は4.7%減少した。
●改質ガソリンに利用されるエタノールの増加、MTBEの減少:1996年の時点では、販売される改質ガソリンのうち、11%がエタノールを利用し、残りはMTBEを利用していた。2005年の夏には、エタノールのシェアが約53%となり、これに伴ってMTBEのシェアが縮小した。【EPA】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク