一般財団法人環境イノベーション情報機構
韓国沖でタンカー事故 油濁汚染に緊急対応
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2007.12.27 【情報源】EU/2007.12.14 発表
韓国で12月7日、タグボート曳航中のクレーン台船がはずれ、タンカーに衝突する事故が発生。香港籍タンカー「Hebei Spirit」が3つに破砕し、大量の油が流出した。韓国の西海岸、泰安(首都ソウルから南西120キロ)沖8キロにわたり、約1万500トンの油が流出しているという。12月12日には、欧州委員会モニタリング情報センター(MIC)に対する韓国の要請を受けて、海洋汚染及び市民保護評価の専門家チームが派遣された。
国連主導の共同専門家チームは、EUのモニタリング情報センターの専門家、国連の担当官、欧州海事安全庁(EMSA)により構成される。韓国は支援物資及び設備も要請している。【欧州委員会環境総局】