一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス環境研究所 国民の環境行動に関するアンケート調査の結果公表
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.12.27 【情報源】フランス/2007.12.14 発表
フランス環境研究所(Ifen)は、フランス人の環境行動に関するアンケート調査の結果を公表した。この調査は、2005年に、国立統計局(INSEE)、環境・エネルギー管理庁(ADEME)、エコロジー・持続可能な開発国土整備省環境評価・経済研究局により実施されたもの。
調査の結果、ガラスや電池、容器包装の分別、テレビの待機電源を切る、電力消費量に注意するといった行動は日常生活に十分組み込まれているが、有機農産物や省エネ電球の購入、購入時に廃棄物の量を考慮するといった行動はあまり広がっていないことが明らかになった。
また、環境意識と家庭での環境行動の間には関連が見られることも分かった。ただし、環境行動の習慣は、環境意識だけで決定づけられるものではなく、ライフスタイル上の制約(都市、郊外など)、住宅のタイプ(マンション、一戸建て)、生活のリズム、地方自治体の施策等によっても左右される。【フランス エコロジー・持続可能な開発国土整備省】