一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリス ゴミの散乱、犬の糞の不始末などに対する罰金通知が増加
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2007.12.17 【情報源】イギリス/2007.12.04 発表
イギリスで地方自治体がゴミの散乱等を罰する罰金通知の数は以前にまして増え、また支払われる罰金額も上がっていることが分かった。ゴミの散乱に対する罰金通知(FPN)の件数は、2005/6年度の3万3033件から、2006/7年度には4万3624件へと32%増加。2005年近隣環境浄化法に基づき、地方自治体は、ゴミの散乱、落書き、犬の糞の不始末などの迷惑行為に対して、一定の範囲内で自由に罰金を設定することができるようになったが、今回の調査の結果、地方当局がこうした権限を積極的に利用していることが伺える。
迷惑行為に対する罰金通知全体の数は、2005/06年度の3万8062件から、2006/07年度には5万4015件へと42%増加。支払い率も、2005/06年度の57%から72.4%へと上昇した。犬の糞の不始末等に対する罰金通知は3675件で、支払い率は83.4%だった。【イギリス環境・食糧・農村地域省】