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環境ニュース[海外]

イギリス 建設現場での廃棄物管理計画の義務付けに 関係者の多くが賛成

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2007.10.16 【情報源】イギリス/2007.10.01 発表

 建設廃棄物の処理に関する政府の提案について、意見募集の結果が公表された。
 協議の主な内容は「建設工事現場廃棄物管理計画(SWMP)」に関してで、回答者のうち75%が、不法投棄の削減や効率改善のため、法的拘束力のある計画を導入することに賛成した。こうした内容は、2008年よりイングランドで施行される法令に盛り込まれる予定だ。
 SWMPは使用される建設資材の量を減らし、リユースリサイクルを奨励し、環境的に持続可能な処理を目指すものである。
 現在、イングランドとウェールズの建設現場では、毎年1億900万トンの廃棄物が発生している。建設現場に持ち込まれた固形材料のうち13%は使われず、3分の1は埋め立て処分されている。
 SWMPでは、建設現場で発生する廃棄物の量を評価し、どのようにリユースリサイクル、処分するのか記述する。また、建設期間中は、実際に発生した廃棄物の量を記録するなど計画を更新していく。
 これによって、不法投棄の可能性が減り、建設契約者の説明責任が増す。また、建設業界は廃棄物の価値を最大限に生かし、資源を有効に活用できるようになる。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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