一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ議会下院 再生可能エネルギーを促進する法案を可決
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2007.08.22 【情報源】アメリカ/2007.08.04 発表
アメリカ議会下院は、8月4日、輸入エネルギーへの依存度を減らし、エネルギー効率化や再生可能エネルギーの生産を促進する一連の法案を可決した。法案には、風力、ソーラー、バイオマスなどの再生可能エネルギーの研究・生産に対し、約160億ドルの税制優遇措置を講じることが盛り込まれた。
また、発電量の一部を再生可能エネルギーで供給するよう義務付ける条項、連邦政府機関に2050年までにカーボン・ニュートラルを達成するよう求める条項も盛り込まれた。
下院のナンシー・ペロシ議長(民主党)は、同法案について、アメリカが、地球温暖化対策で再び世界のリーダーとして建設的な役割を果たすために、ブッシュ政権の歩むべき道筋を示すものだ としている。【アメリカ議会下院】