一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス チラシなど印刷廃棄物を削減 発行部数の申告を呼びかけ
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2007.07.11 【情報源】フランス/2007.06.28 発表
フランスのボルロー・エコロジー・持続可能な開発国土整備大臣は、2007年1月から印刷物処理手続きに関する全ての規則が施行されていることを強調。今後、事前申請なしに無料の印刷物を公衆に配布する者は、これらの印刷物の除去に貢献しなければならない。ただし、無料情報新聞や住所のある郵便物は対象外である。関連事業者は認証会社エコフォリオに負担金を支払わなければならない。この資金は地方自治体の廃棄物の除去、分別収集、リサイクルなどに当てられる。この負担金は、印刷物の重量により、1トン当たり35ユーロと決められている。
2006年分の負担金については、2007年3月25日付け政令n° 2007-460が申告スケジュールと負担の履行方法を示す。
関係事業者は2007年7月31日以前に、エコフォリオに2006年分の印刷物のトン数を申告しなければならない。エコフォリオは9月10日以前に事業者に負担金を示し、事業者は10月10日までに履行しなければならない。
履行がない場合、事業者は汚染活動一般税(TGAP)の対象となり、1トン当たり900ユーロを支払わなければならなくなる。【フランス エコロジー・持続可能な開発国土整備省】