ドイツ　環境技術の将来予測を発表

【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.06.12 【情報源】ドイツ／2007.05.30 発表

　ドイツ連邦環境省は、5月30日、アトラス「環境技術　メード・イン・ドイツ」の完成を発表した。
　これは、連邦環境省の委託により、Roland Berger社が企業1500社と研究機関250カ所を対象に実施した調査をもとに作成したものである。概要は以下のとおり。
●ドイツにおける環境技術業界の売り上げは、2020年には自動車業界を上回る。
●ドイツの総工業製品に占める環境技術製品の割合は、2030年には16％となる。
●エネルギー関連製品について、ドイツ企業は世界市場の30％を占めており、2009年までに27％の売上増加が見込まれている。また、調査対象企業の従業員数は、今後2年間でさらに13％増加すると予想されている。
●世界の環境技術市場（アトラスでは6分野を分析）の売り上げは2005年は1兆ユーロであったが、2020年までに2.2兆ユーロに増加すると見込まれる。
アトラスは、Franz-Vahlen-Verlag社からドイツ語及び英語で出版される。
【ドイツ連邦環境省】