一般財団法人環境イノベーション情報機構
中国 山西省:二酸化硫黄排出総量が前年比5.4万トン減少
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】中国/2006.12.25 発表
06年、山西省は工業汚染源対策を重視し、各措置により違法な汚染物質排出を厳しく処罰した。12月20日までに、同省二酸化硫黄排出総量は前年比5.4万トン減少し、二酸化硫黄総合汚染指数は前年同時期比30%下降し、排出削減率は3.56%、同省の今年2.9%削減目標を超えた。同省は全面的に石炭火力発電所排煙脱硫施設建設を開始し、対応が遅い、期限内に排煙脱硫や期限内改善を実施しなかった石炭火力発電ユニットに対し処理決定を行い、20基を閉鎖、32基を生産停止し、127基に罰金後再度期限内改善命令を出した。同時に工業汚染源対策を強化し、環境汚染末席淘汰制度を実施し、違法な汚染排出に対して厳しい措置を取った。【中国国家環境保護総局】