中国　山西省：土壌環境保護全数調査を実施

　12月4日、山西省政府が開いた全省土壌汚染状況調査調整会議において、同省は3年を費やして、全省の土地に対し、土壌汚染状況調査を行い、同省の土壌環境質の全体状況を全面的に把握することを明らかにした。
　今回の土壌環境調査の対象は同省の全土地であり、主には重点地区の土壌汚染の類型・程度・原因を明らかにし、土壌汚染リスクを評価し、土壌環境の安全等級を定め、土壌修復技術の選別と実証事業を行うことで、同省の土壌環境監督管理能力を引き上げる。今回の調査で、重点区域の土壌汚染リスク評価と安全等級を区分し、土壌環境質の監督管理体系を構築する。現在、土壌汚染調査は実施段階に入っており、2008年までに全ての調査が完了し、全ての総括と調査結果が出される予定である。【中国国家環境保護総局】