一般財団法人環境イノベーション情報機構
カスピ海・海洋環境保護枠組み条約 第1回締約国会議を開催
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2007.05.28 【情報源】フランス/2007.05.17 発表
世界最大の湖、カスピ海の環境保護を目指す「カスピ海 海洋環境保護枠組み条約」の第1回締約国会議が、5月23日〜25日まで、アゼルバイジャンのバクーで開催される。同条約は、カスピ海沿岸の5カ国(アゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、ロシア、トルクメニスタン)が、この問題について締結した、法的拘束力を持つ初めての条約。
今回の締約国会議では、条約に基づく4つの議定書(生物多様性の保全、環境影響評価、油濁事故および陸上起因の汚染)について、次回2008年の締約国会議で採択できるよう、条文の検討作業を行う。
また、イランの提案に基づき、漁業議定書に関する検討の開始、1年間の作業プログラムの採択についても議論する。【UNEP】