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環境ニュース[海外]

中国 深セン:グリーン購入宣言大会を開催 産業チェーンエコ化に日系企業も貢献

ごみ・リサイクル グリーン購入】 【掲載日】2007.05.25 【情報源】中国/2006.09.01 発表

 深セン市政府の産業チェーンのエコ化、グリーン化実現に協力するため、先日、エプソン、華為、フジコム、リコーなど、深センのメーカー13社の代表が、深セン市環境保護局が主催する「グリーン購入宣言」大会で、グリーン購入推進を約束した。
 宣言大会で、メーカー13社は、「機能が同じか類似している場合、環境性能が良いかリサイクル品を導入した製品・サービスを優先的に購入し、サプライチェーン川上の生産プロセスやサービス方式のグリーン化を推進」、「グリーン購入認証管理体系を構築し、購入する製品やサービスにグリーン認証を行い、サプライチェーン川上の製品・サービスのグリーン化を推進」、「環境法律法規に違反する企業の製品やサービスを購入しない」、「国により淘汰を命ぜられた製品や古い技術設備で生産された製品を購入しない」、「国により使用を禁止された有毒・有害物質を購入しない」などを共同で約束した。
 環境配慮型製品の生産のために、エプソン深セン(技術)有限公司傘下の精工エプソン集団は、厳格な内部基準を作成し、全世界同一基準によるグリーン購入活動を積極的に推進している。生産材料のグリーン調達活動において、エプソンは「グリーンサプライヤー」と「グリーン生産材料」の両面から調査・認証・登記を行い、環境保護を重視する企業から優先的に環境影響の小さい材料を購入していく。製品の安全性を強化するため、エプソンは2003年に「生産材料グリーン購入基準」を作成した。エプソンは「使用禁止の化学物質を生産材料や生産プロセスに使わないことを保証するか否か」、「生産材料に含まれる化学物質の情報を提供するか否か」を、サプライヤー選定の前提条件としている。
 同時に、エプソンと他の同業企業が、JGPSS(グリーン購入調査共通化協議会)を設立し、全世界で生産材料中の化学物質の状況調査・収集を行い、全世界のサプライヤー2500社の協力のもと、現在までに約13万種類に及ぶ生産材料に含まれる500種の化学物質の情報を登録した。このデータベースにより、全面的に廃止対象となった化学物質を含む生産材料情報の検索や、代替品情報の確認ができ、環境配慮型商品の企画開発の大きな助けとなった。上述の体制構築によって、エプソンは2004年後期から現在に到るまで、全世界グリーン購入率100%を保っている。自らの環境保護行動により、エプソンは産業全体のグリーン産業チェーンの発展を牽引、促進している。【中国環境報】

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