中国　北京で自動車環境保護特別検査を展開　排気ガス、無効ラベル取締りに重点

　7月10日から月末にかけて、北京市環境保護局と市交通管理局は合同で、全市内20日間にわたる自動車特別集中整理事業を開始した。検査の重点は、黒い排気ガス、無効の環境ラベルや黄色ナンバープレートの自動車の違反・違法行為の取り締まりに置かれる。
　今回の整理事業は、3段階で実行する。道路検査、夜間検査、駐車場と工事現場への進入検査及び観光地の駐車場などで抽出検査などをし、主に土砂運送車、観光バス、定期バス、路線バス、環境衛生車、郵便車や「黄色プレート車」の環境保護規定違反を対象に整理する。同時に、交通管理部門は、カメラモニタリングシステムにより、排気ガス基準超過の自動車を記録し、即座に停止命令を下して、基準超過自動車に対する管理を強化する。【中国国家環境保護総局】