中国　武漢：バイオディーゼル科学研究センターを目指す

　先日、華中農業大学バイオディーゼル研究センターが認可を受けて成立した。
　数年来、湖北省アブラナ産業の育種水準、良質品種、栽培面積、総生産量、高度加工能力などの面でいずれも安定的に全国一である。中国アブラナ研究の双璧と呼ばれている華中農業大学と中国農業科学院武漢油料作物研究所は、「グリーン大油田」を製造するために技術的貢献をしている。現在彼らは中国におけるバイオディーゼル産業化発展を制約する環境汚染や生産コスト高などの技術的課題を克服すべく奮闘している。
現在、中国農業科学院武漢油料作物研究所は年間2000トンのバイオディーゼル油の生産ライン取り付けを完了し、バイオディーゼル油を大規模生産し、ディーゼルエンジンへの応用に成功した。華中農業大学は年産200トンのバイオディーゼル油生産ラインの取り付けを始めたが、この生産ラインは今年5月には完成する見込みである。【中国環境報】