中国　江蘇省楊州市：国内初のエコ情報交流センター

　8月29日、国内初の一般市民向けのエコ情報交流センターが揚州市に完成した。
　同市は、都市エコ建設には幅広い市民の参加が不可欠ということで、エコ建設市民参加・メカニズムの整備を模索してきた。2002年、同市政府はドイツGTZと協力協定を結び、同市で「エコ都市計画管理」技術協力プロジェクトを行うことを決定した。このセンターは、同協力プロジェクトの重要部分である。
　このセンターは、一般市民、小中大学、高齢者のエコ交流、学習、宣伝の場である。主に、同市の都市持続的発展への取り組みを広報し、環境意識を高め、環境保全と持続的発展への市民参加体制の整備、市民と政府との橋渡し、環境活動・展示の展開を目指す。市民は、自由にセンターに入ることができ、環境関連の資料やビデオ、ネット検索などが利用でき、専門家との相談や生態環境保全に関する討論、提言を行う場も設置する。【中国国家環境保護総局】