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環境ニュース[海外]

EPA 2000年大気環境状況報告書を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.10.29 【情報源】アメリカ/2001.10.18 発表

 「全国の大気質に関する最新の知見:2000年の現状と傾向”(Latest Findings on National Air Quality: 2000 Status and Trends)が18日に公表された。これによると、2000年を通じて、アメリカ国内の大気質の状況は確実に改善されているという。
 この報告書は、大気浄化法の規制対象物質となっている、CO、SO2、粒子状物質、NO2、スモッグのそれぞれについて、1991年から2000年までの、全国レベルでの大気質について報告している。全体的に改善が見られるものの、スモッグと粒子状物質についてはそのスピードが遅い。また、スモッグについては、国内全体では減少しているが、南部地域および北中部地域では逆に増加傾向にある。
 ホイットマンEPA長官は、大気の清浄化に向けた一つの取組として、発電所からの大気汚染物質の排出をさらに削減する一方で、クリーンで効率的なエネルギーのための柔軟性を発電業界に与えるような新規規制について、議会と協力していくこととしている。【EPA】

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