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環境ニュース[海外]

暖房用石油の硫黄含有量規制を強化

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.12.13 発表

 ドイツ連邦政府は、12月13日、暖房用石油の硫黄含有量につき、従来よりも厳しい限界値を設けることを閣議決定した。
 これによれば、2003年1月1日から、暖房用重油の硫黄含有量は、最大で重量比1パーセントにとどめられることとされ、2008年1月1日からは、暖房用軽油の硫黄含有量が、最大で重量比0.1パーセントへと引き下げられる。
 とりわけ、軽油に対する措置により、暖房に伴うSO2の排出量が大きく削減すると考えられており、縮減量は年間34,000トンに達すると見込まれている。
 なお、今回の閣議決定は、動力用特定液体燃料と特定液体燃料の硫黄含有量削減に関するEU指令(1999/32/EU)を国内法化するもので、連邦インミッション防止法第3施行令に規定される。【ドイツ連邦環境省  】

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