一般財団法人環境イノベーション情報機構
欧州議会 廃棄物枠組み指令の強化に合意 2012年までに廃棄物の発生量を2008年レベルに
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2007.02.28 【情報源】EU/2007.02.13 発表
欧州議会は、2月13日、欧州委員会が提案していた廃棄物枠組み指令改正案および廃棄物に関する分野別戦略案について、一層強化することを議決した。欧州議会は、2012年までに、廃棄物の発生量を2008年レベルに安定化させることを目指し、EU加盟国に対して、指令発行後18カ月以内に廃棄物発生抑制プログラムを策定することを要求。さらに、2020年までに、一般廃棄物の50%、建設・解体業、工業、製造業から発生する廃棄物の70%をリユース・リサイクルするという目標を導入した。
また、廃棄物処理のヒエラルキー原則として、(1)発生抑制、(2)リユース、(3)リサイクル、(4)他のリカバリー方法(エネルギー回収など)、(5)最後の手段である埋立処分 という優先順位を指令案に明示することとした。【欧州議会】