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環境ニュース[海外]

フランス 「持続可能な発展通帳」がスタート 貯金を再生可能エネルギーなどに投資

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2007.02.21 【情報源】フランス/2007.02.08 発表

 産業振興向け預金口座(CODEVI)を「持続可能な発展通帳」に変更できるようにする規則が承認され、2007年1月1日に遡って効力が生じることとなった。
 この通帳は税収を補足する形で、持続可能な発展への投資を一般化するためのものである。貯蓄された総額の10%、60億ユーロまでは、住宅のエネルギー効率化、または、太陽熱温水器などの再生可能エネルギー生産システムに投資される。
 市民は、この通帳によって、責任ある貯蓄方法を選択できるようになる。この貯金を優遇するため、CODEVIの貯蓄上限額は4600ユーロから6000ユーロに引き上げられ、CODEVIの利率が維持される(非課税2.75 %)。
 オラン大臣により提案された「持続可能な発展通帳」によって、北欧の国々のように、市民が公共財や自然資源の保護に貢献できるようになる。なお、その他の分野(雨水涵養)への投資や生物多様性の管理にも対象を広げることが提案されている。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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