一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 有害廃棄物リストの一部を改正 自動車へのアルミニウム利用を促進へ
【ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2007.01.26 【情報源】アメリカ/2007.01.12 発表
EPAは、自動車や軽量トラック等へのアルミニウムの使用を促進するため、資源保全回収法(RCRA)に基づく有害廃棄物のリストを改正する予定である。軽いアルミニウム部品を使おうとする際の障壁を減らすことで、燃費のよい自動車の生産が進むと期待される。今回改正されるF019リストは、RCRAに基づく有害廃棄物リストのうち、一般的な産業・製造プロセスから生ずる廃棄物を対象とするものの一つである。
改正案は、自動車製造業において発生するF019廃棄物について、一定のライナー設計基準をみたす最終処分場で処分される場合には、規制を免除するというものである。
今回の改正案は、約2週間後に連邦官報に掲載される予定。
訳註:F019リストの対象は、「アルミニウムの化成コーティングにおける廃水処理汚泥」と定義されている。【EPA】